「伴走型デザイン」とは?作って終わりにしない私たちの関わり方
「デザインを依頼する」と聞くと、多くの人は「ロゴや資料を作ってもらって、納品されたら終わり」という関係をイメージすると思います。私たちホワイトスペースは、これからはそれとは違う関わり方を大事にしていく必要があると考えています。それが「伴走型デザイン」です。
「作って終わり」のデザインで起きること
まずは、よくある「作って終わり」型のデザインを振り返ってみます。
- ヒアリング → 制作 → 納品、で契約が完了する
これ自体が悪いわけではありません。単発の制作物(チラシ1枚、名刺のデザインなど)であれば、このやり方が合理的ですしデザインの発注でイメージされる一番多い形です。ただ、ブランドの「らしさ」を育てていくような取り組みでは、一度作って終わりにすると、事業の変化に置いていかれてしまうことがあります。
「伴走型デザイン」とは
私たちが考える伴走型デザインとは、納品を終わりにせず、継続的に関わりながら一緒に育てていくデザインの関わり方です。
具体的には、次のような姿勢を大事にしています。
- 最初から完璧を目指さない
え?と思ってしまうかもしれませんが、一度で正解にたどりつくことは難しく仮説を立て実行してみて検証してみることがまずは重要です。最初の段階で全てを決めきろうとせず、実際に使ってみて反応を見ながら調整していく前提で進めます。 2. 事業側の変化に合わせて見直す
商品構成が変わった、客層が変わった、新しいサービスが始まった——そうした変化のたびに、デザインが今の事業に合っているかを一緒に見直します。 3. 「なぜこの形なのか」を共有する
デザインを渡して終わりではなく、その意図や考え方も伝えます。次に何かを作るとき、依頼主自身が判断基準を持てるようにするためです。
なぜ「伴走型」を大事にしているのか
私たちは長年、通販(EC)のクリエイティブ制作に携わってきました。この分野では、商品や季節、キャンペーンに合わせてクリエイティブを継続的に更新し続けることが当たり前でした。この経験から、「一度作って終わり」ではなく「作り続けながら育てる」関わり方の方が、事業の実態に合っていると感じるようになりました。
この考え方を、通販の枠を超えて、中小企業のブランディングやデザイン全般にも広げているのが、今の私たちのスタンスです。
こんな場合は伴走型が向いています
- 事業やお店が今まさに成長・変化している段階にある
- ロゴや資料だけでなく、「らしさ」を継続的に発信していきたい
- デザインの意図や考え方も含めて、社内に知見を蓄積したい
逆に、期日が決まった単発の制作物だけが必要な場合は、伴走型でなくても十分なこともあります。まずは何を目指しているかを一緒に整理するところから、お気軽にご相談ください。